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ジェームズ・ボンドが魅せる“オトコの器”に惚れる!『007 スカイフォール』

独女通信 - livedoor ニュース2012年11月21日 11時00分

ジェームズ・ボンドが魅せる“オトコの器”に惚れる!『007 スカイフォール』

全てを受け入れる“覚悟”を持っているかどうか。それが“器”というものかもしれない。

オトナ女子にとって、“器のある男”ほど魅力的な男はいない。“ボンドガール”はなぜ“ジェームズ・ボンド”に惹かれるのか?その答えがやっと分かった。
容姿や肉体ではない。きっとこの“覚悟”の“器”だ。

007シリーズ生誕50周年、記念すべき23作目を手がけるのは、「アメリカン・ビューティ」で第72回アカデミー賞監督賞を受賞しているサム・メンデス監督。「アメリカン・ビューティー」では、人生をやり直そうとする核家族の父親を、「ロード・トゥ・パーディション」では、父に対する憎悪を抱える息子の葛藤、「レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで」では、幸せな家庭を演じる事に疲れた夫婦の崩壊を、これまでの作品で、人間の弱さや心の襞を繊細に描いてきた監督だ。そんなメンデス監督が「007シリーズ」でどんなドラマを見せてくれるのか? 期待が高まる。



盗まれたMI6(イギリス情報局秘密情報部)のリストファイルを取り戻すため、列車の上で敵と格闘していたMI6のエージェント007ジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)が、MI6の責任者・M(ジュディ・リンチ)の指令によって発砲した、同僚の誤射によって90m下の川に転落。なんとか一命をとりとめ、Mのもとへ戻るボンドだったが、復帰テストにより、体力、能力共に衰えが露に。Mの計らいでなんとか復帰するボンドだったが、犯人はMI6を知り尽くした元トップエージェントであり、Mの命を狙っている事が判明。世代交代が囁かれる中、ボンドは犯人を見つけ出し、Mの命を守り切る事が出来るのか?!

今回の見所はこのMとボンドの関係。そしてMと犯人の関係。
2人ともMに忠誠を誓ったエージェントだ。Mの存在は絶対であり、彼女を信じる覚悟をして2人ともエージェントになった。ここまでは同じだ。ではなぜ、同じように裏切られても、ボンドはMのもとへ戻り、犯人は復讐に走ったのか?

“信じる覚悟”

きっとこの意味がずれているからだろう。
ボンドにとっては、誰かを“信じる覚悟”をするということは、同時に“裏切られる覚悟”をすることなのだ。Mという人間を信じる。つまり、彼女の判断を信じるということ。それによって自分が裏切られようが(裏切られるとも思わないのかもしれない)、全てを失おうが、その判断を受け入れる覚悟をした以上、どんな判断でも彼女の判断を信じ続ける。



しかし犯人には、この“覚悟”がない。
Mをマザー(母)と呼び、その裏には、恐ろしく歪んだ愛情が隠れている。愛すがあまりに見返りを求め、見返りのない愛情を“裏切り”と呼び、彼女が本当に大切にしているもの、守らなければいけないもの、そのための彼女の“覚悟”を想像することさえもしない。利己的で、器の小さい男だ。

ボンドの体力や能力は衰え、エージェントとしてコンディションが良い状態とは決して言えない。でもボンドは輝いている。こんな男が側にいたら、絶対に惚れてしまう。ダニエル・クレイグ演じる前2作「007/カジノ・ロワイヤル」、「007/慰めの報酬」を観ても全く惚れなかったのに、今回は完全にノックアウト(笑)!ジェームズ・ボンドのここまで深い人間性を見せてくれるとは、あっぱれ!メンデス監督!!


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■関連リンク
映画「007シリーズ」50周年記念企画

http://news.livedoor.com/article/detail/7151477/
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