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どうやっても貯められない30代女子の貯金改革!! Vol.15「『引越』はいつだってオンリーワン」Presented by ゆるっとcafe

独女通信 - livedoor ニュース2013年02月07日 10時30分

どうやっても貯められない30代女子の貯金改革!! Vol.15「『引越』はいつだってオンリーワン」Presented by ゆるっとcafe

いつの時代にも、「引越」にはドラマがつきもの。ドラマといっても、よいドラマもあれば、悪夢のようなドラマもあります。花嫁さんが三つ指をつき、「今までお世話になりました」と豪華な嫁入り道具と一緒に実家を出るのも引越なら、借金取りに追い立てられて夜逃げするのも立派な引越。
進学や就職を機に新しい家に移り住むのも引越なら、会社をリストラになり、社宅を追い出されるのも引越です。

このように、人生の節目節目について回るのが引越です。そして、引越にはもれなく出費がついて回ります。賃貸物件を借りるなら、礼金・敷金に不動産業者に支払う仲介手数料、火災保険料、場合によっては保証料や鍵の交換代がかかることも。遠くの土地に移り住むなら、物件を内覧しに行くための往復の交通費だけでも結構な金額になるかもしれません。

私はいつも、お金が貯められない……という人に対して「とにかく毎月の生活費の3ヵ月分は貯めてください」とお話しをしています。その理由のひとつとして挙げられるのが、ほかでもない「引越」なのです。なぜなら、仕事を辞めたり、急に収入が激減したりしたときに「これまで通りの家賃を払い続けるのは難しいから家賃の安いところに引越をしなければ」と思っても、貯蓄がなければ、礼金・敷金をはじめとする引越費用そのものを捻出することができないからです。結局は高い家賃を支払い続け、あっという間に貯蓄が底をついてジ・エンド……ということになってしまいます。

マイホームの購入・売却も然りです。最近はマイホームを購入する独女も増えてきているようですが、頭金や諸費用がないと購入できないのは当然のこと、購入後も貯蓄があるのとないのとではとれる選択肢に雲泥の差があります。金利の低い住宅ローンに借り換えするにも数十万円のまとまったお金が必要ですし、「彼と結婚することになったからマイホームを手放したい」という場合でも、売却額より住宅ローンの残高のほうが多かったりしたら、貯蓄がないことには売るに売れないということに。悲しいかな、人生の節目における自由度を高めるのはやっぱり「お金」なのです。

でも実は、お金があれば自由に引越ができるかといえば、そうとも限らない面もあります。なぜならば、「お金」に加えて「信用」がないと、大家さんは物件を貸してくれないし、銀行はお金を貸してくれません。実際、私の周りでも、海外の大学でMBAを取得して「起業するぞ」と意気揚々日本に戻ってきたら、「仕事のない人には物件を貸せない」と住むところさえなかなか見つからなかった、なんていう話も。

こうして見ると、引越にまつわる悲喜こもごもはどれもオンリーワン。人生の節目をよりドラマチックに仕立ててくれるもの、それが引越なのです。


●大竹 のり子(ファイナンシャルプランナー)プロフィール
女性のためのマネー相談サロン、(株)エフピーウーマンの代表取締役。雑誌での連載、講演、メディア出演など多方面で活躍。『一番やさしく株がわかる』(西東社)、『マネーセンスを磨けば、夢は必ずかなう!』(東洋経済新報社)などお金の分野での著書は30冊以上。オフィシャルブログ:「マネーセンス向上委員会」

●マキヒロチ プロフィール
第46回小学館新人コミック大賞入選。ビッグコミックスピリッツにてデビュー。著書に、缶コーヒーのあるシーンを叙情的に切り取ったオムニバス『旅する缶コーヒー』(マンサンコミックス)がある。

http://news.livedoor.com/article/detail/7388868/
※表示 - 改変禁止 2.1 日本 (CC BY-ND 2.1)